ガゼルとワンコのブログ

大学生のガゼルとワンコによるブログ。2匹のとりとめのない日常を、少しとりとめて掲載。

Champions League Final. <ガゼルとワンコのマッチレビューvol.1>

初のマッチレビュー !

本日 2018年5月 27日はChampions League 決勝でした!ということで、決勝の前夜から「ガゼルとワンコ的マッチレビュー」をしていきます!...不安(笑)

CL 前夜のガゼルとワンコ

ワンコは「はやめに寝てそなえる」派、ガゼルは「起きたまま突入」派でしたので、

それぞれ別の友人たちと観戦にむけて過ごしてました。

とはいっても特に準備をするわけでもなく、寝るか飲み食いするかしているだけでした(笑)

ちなみに2匹のスコア予想は...

ワンコ: Real Madrid 2-1 Liverpool(延長1-0)

ガゼル: Real Madrid 2-0 Liverpool

というわけで、どっちもレアルの勝利を予想するっていう...。

そしてキックオフ。まずは前半

まず試合の立ち上がりから振り返ります。

ワンコ(以下ワ):スイカ食べてるなう

ガゼル(以下ガ):まじか笑

ワ:うん、まじ笑

ガ:それはそうと、最初はリバプールがレアルに“ボールを持たしてた”よね。

ワ:うん。おれリバプールじっくり見るの初めてだったからプレスとか感動したもん。

ガ:そしてマネとサラーが単純に速い。

ワ:ほんとに速かった!あれがプレスに来たら怖いわな。

ガ:でも一方で、レアルもミスはなさそうだったよね。リバプールの穴をゆっくり探してるように見えた。

ワ:余裕があったよね、「もう俺ら3回目やねん、ココ」みたいな(笑)

ガ:試合としては前半はかたかった。プレスとプレス回避の応酬だった。見てる分には面白かったけど。

ワ:そこでサラーの負傷退場と。

ガ:うん、腕抱え込まれてたね。

ワ:リバプールの勢いがなくなった感がすごかった。

ガ:意気消沈というより「どうしよ」っていう。

ワ:チーム全体から出る「あーあ」感ね。サラーおってこその3トップだから。でもカルバハルもケガした。

ガ:あれはよくわかんなかったけど、筋肉系かな~?でもカルバハルの穴はさ、言い方悪いけど埋められないわけじゃないやん?

ワ:ていうかね、ナチョがいい選手なんよ。攻撃はできないかもしれないけど、守備はできる。

ガ:そしてサイドもセンターもできる。

ワ:ナチョが欠けるのとサラーが欠けるのではチームに与える影響も違う。リバプールはララーナを入れる以外に終盤まで交代もとくになかったし。結局エムレ・ジャンだけでしょ。

ガ:これは後半だけどレアルはベイルをさっさと入れたよね。あの交代でサイドからの攻撃が劇的によくなった。

ワ:サラーがいなくなって、リバプールはサイドの迫力がなくなった。

ガ:マネも一時右サイドに回って4-4-2みたいな形になってたけど、プレスもずれだした。

ワ:まあ、おれはリバプールの3トップ対BBCのガチンコスピード勝負が見たかった(笑)

ガ:光速の戦いね(笑)

ワ:そう、ゲームみたいな(笑)

ガ:前半はアクシデントとかをしのいでいる間におわったよね。お互い前半は0-0でいいやっていう雰囲気が出てた。

ワ:だね。アディショナルタイムとか残り数分ってなったときの「点を取りに行く」迫力はなかった。

後半へ。そしてカリウス...

ガ:早々にカリウスやっちゃったね...

ワ:あれは入ってほしくなかった。

ガ:試合壊れちゃう!って思った。

ワ:しかもカリウスはずっと批判されてきてたから。

ガ:ミニョレといっしょに「一流じゃない」と言われてきたから、汚名返上の機会にしてほしかった。

ワ:これで来シーズンのGKどうなるんだろうね。

ガ:クロップがどう考えるか、だね

後半のレビュー。話はパトスとロゴスへ..

ワ:後半の戦いがどうこうっていう前にね、

ガ:うん

ワ:なんていうかね、「パトスのベイル」とね、「ロゴスのカリウス」の戦いに見えたのよ。

ガ:おおー!おもしろい!

ワ:カリウスはね、たぶんいろいろ考えちゃってたのよ。1点目のミスも引きずっちゃってた。そしてベイルに2点目決められた時もミスの1点目のことを考えざるを得なかった。

ガ:「1点目がなければ、まだ同点だった」っていうね。

ワ:仕方ないゴールだったのに、後悔しなければならなかった。

ガ:2点目と3点目の間のコーナーキックでね、カリウスの顔が映ったのよ。

ワ:おう。

ガ:その時のカリウスの顔が死んでた。

ワ:あー...

ガ:なんというか心ここにあらず、みたいな。少し試合に集中できてないように見えた。

ワ:そして反撃モードの時のキャッチミス。「うわっ来た!」て思ったやろね

ガ:途中までパンチングの手の形だったし。中途半端に頭で考えてしまったのかも。

ワ:ベイルは深く考えてないよ。でもカリウスはいろいろ考えちゃった。

ガ:あのゴールで試合は終わったよね。みんな集中切れちゃった..。

ワ:おもえばね、レアルとリバプールジダンとクロップもパトスとロゴスで語れるの気がするのよ。

ガ:分かる気がする(笑)

ワ:理論とかじゃなくて、レアルは決勝の勝ち方を知ってた。とくにモドリッチとクロース。決勝感がぜんぜんなくて、落ち着いてた。

ガ:いつも通りって感じ?

ワ:うん。

ガ:3回やってる経験値はとてつもなくデカかったね。自信が見えた。選手層も含めて、先にリバプールに限界がきた。で、カリウスがその象徴みたいになっちゃった。

ワ:でもね、リバプールはいいチームやったよ。

ガ:サラーがあのまま居たら、もっといい試合だった。

ワ:リバプールはさ、反撃するときにもう駒がなかったよね。

ガ:そう。だから2-1のとき、反撃しなきゃいけないのにどんどん自陣に押し込まれていった。

ワ:レアルは別に背まなくてもよかったんやからね。そっから3点目も生まれちゃうわけやし。

ガ:ここで本当にサラーの不在が聞いてきた・。

ワ:エースがおらんかった。

ガ:カリウスには頑張ってほしい。んでレアルはチームとして強かった。

ワ:試合としてはいまいちやったけど、面白くなかったわけじゃない。

チームとしては

ワ:ワイナルダムはよかった。足が止まってくる頃のプレスとか。あとはアレクサンダー・アーノルドという新星も見れた。

ガ:リバプールがいいチームだっていうのは本当によくわかった。

ワ:と同時にレアルのバケモノみたいな強さもわかった。

ガ:ロナウドが機能しなくても互角っていうね。クロース、モドリッチ、マルセロ、ラモスあたりの顔にも独特の落ち着きがあった。

ワ:マルセロもう30のはずなのに、年々進化してない?(笑)

ガ:どんな向きでも、足のどっからでもパス出せるでしょ。あれじゃプレスするほうもつらいよね。

ワ:プレス耐性はむっちゃある。

ガ:でも来シーズンはベイルとかロナウドとかチームも大きく変わりそうだから、さすがのレアルでも今まで通りとはいかないだろうね。

ワ:ネイマールが来るとか...

ガ:レアルだからね(笑)

変わらないレアル、しかし

ここ3シーズン、主要なメンバーも変わらず監督も変わらなかったレアル。CL決勝の集合写真を見るといかにメンバーが変わっていないかわかる。異常なレベルだ。

しかし、ベイルやロナウドの移籍報道にくわえて、先日はジダンが監督の座を降りることを発表した。(2018/5/31)

これでベイル、ロナウドの両ウィングが移籍というようなことになれば大きな変化を迫られることは必至である。